こぶし文庫 戦後日本思想の原点
古在由重の哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875592099
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C1010

内容説明

治安維持法下で、唯物論研究会を拠点に抵抗をくりひろげた著者の代表作『現代哲学』を中心に西田哲学批判、戦後の代表作「現代唯物論の基本課題」を収録。

目次

1 現代哲学―現代哲学の根本性格(時代と哲学;観想および遊戯としての哲学;唯物論への攻勢開始;観念論のドイツ的形態;哲学的科学への要望 ほか)
2 西田哲学の社会的性格
3 現代唯物論の基本課題―歴史と理論の観点から(観念論と唯物論;物質概念と史的唯物論;史的唯物論と「社会問題」;形而上学と弁証法;日本におけるマルクス主義への前史)

著者等紹介

吉田傑俊[ヨシダマサトシ]
1940年生れ。1965年京都大学文学部哲学科卒業。専攻は哲学・思想史でとくに民主主義論・市民社会論や近代日本思想を研究。法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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