戦中派からの遺言 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784875591931
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0021

内容説明

わが学友たちの死はいったい何だったのか!改憲の策動に憤る、著者最期のメッセージ。

目次

1 大正時代の終焉(大正末―昭和初年)(関東大震災のとき;大正天皇の死;幼少期体験としての軍隊)
2 軍国主義の奔流(昭和ヒトケタ時代)(国定教科書にみる天皇制教育;植民地についてどう教育されていたか ほか)
3 戦争への布石(昭和一〇年代)(マルクス主義の残照;矢内原教授、東大を追われる ほか)
4 奈落の墓標(戦争末期)(日米開戦の日;卒業を前にして ほか)
5 戦中派世代の女性たち(戦前・戦時中の女子教育;女子労働力の戦時動員;産めよふやせよ;本土空襲の激化と沖縄決戦のなかで;従軍看護婦たち)

著者等紹介

大崎平八郎[オオサキヘイハチロウ]
1919(大正8年)、福岡県飯塚市に生まれ。横浜高等商業学校を経て、東京商科大学(現在の一橋大学)を1942(昭和17)年9月に繰上げ卒業。10月に入隊。「機関砲中隊」に配属され訓練をうけるが、病気のために現役免除となり、満鉄調査部に勤務。戦後は横浜国立大学、関東学院大学、神奈川大学で教鞭を執る。横浜国立大学名誉教授。ユーラシア研究所名誉顧問。2005年4月5日すい臓癌のため急逝
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