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内容説明
敗戦後の歴史的現実において「観念論から唯物論への過渡」を哲学した珠玉の論集。卒論「親鸞に於ける自然法爾の論理」から「民衆に捧げる知識」への若き梅本克己の苦悩と情熱。
目次
親鸞に於ける自然法爾の論理
親鸞について―異端とは何か
絶対弁証法批判―田辺哲学の場合
三木哲学と唯物論
唯物論的立場と観念的立場
唯物論と無神論―フォイエルバッハとニイチェに関連して
実存主義と共産主義
民衆に捧げる知識
日本人としての自覚について―現代文明論のための覚え書
理論と実践の問題
組織と人間―主体性論の後に
唯物論と歴史―或いは唯物史観と唯物史観
主体性論の現段階―その経過と今後の展望過渡期の意識
著者等紹介
田辺典信[タナベツネノブ]
1928年、水戸市に生れる。1953年、京都大学文学部哲学科卒業。以後愛知県、神奈川県にて高校教師。1977年より綱島ヨガセンター主宰。現在にいたる。「梅本克己先生を偲ぶ会」世話人
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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