内容説明
硬直した戦後唯物論に抗して敢然と投げつけられた論争の書。梅本哲学―主体性論の真髄は、今なお燦然と光を放つ。戦後思想の出発点を定めた『唯物史観と道徳』の他2篇を収録する。
目次
人間的自由の限界
理想への両支柱―実存的課題とマルキシズム
唯物論と人間―マルクシズムと宗教的なるもの
実存追求の場所―実存主義とマルクス主義
無の理論性と党派性―田辺哲学批判、特に第二次宗教改革の予想のために
唯物弁証法と無の弁証法
批判と協同〔ほか〕
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- 和書
- 黒魔女コンテスト