内容説明
若きマルクスの輝かしい労働疎外論を、近代主義の名において否定し、物象化論を中核にすえる広松渉。彼のユニークな国家論・革命論・社会主義論などを綿密に検討した若き理論家たちの意欲的な労作。
目次
広松版「哲学体系」
物象化論の地平とは
「社会的権力」と国家
広松渉の国家論解釈
唯物史観からの離陸―広松歩の「役割論」をめぐって
疎外論なき物象化論―広松渉の「物象化された運動」論をめぐって
スターリニスト的錯視
「等量労働交換」の錯視的解釈
「マルクス主義運動の新段階」とは何か
若きマルクスの輝かしい労働疎外論を、近代主義の名において否定し、物象化論を中核にすえる広松渉。彼のユニークな国家論・革命論・社会主義論などを綿密に検討した若き理論家たちの意欲的な労作。
広松版「哲学体系」
物象化論の地平とは
「社会的権力」と国家
広松渉の国家論解釈
唯物史観からの離陸―広松歩の「役割論」をめぐって
疎外論なき物象化論―広松渉の「物象化された運動」論をめぐって
スターリニスト的錯視
「等量労働交換」の錯視的解釈
「マルクス主義運動の新段階」とは何か