内容説明
シェイクスピア劇の登場人物の性格については、古くから論じられてきたが、やがて歴史批評が抬頭することになり、性格論は影をひそめてしまった。本書は、現代心理学のうち、とくにユングの人間の性格に関する理論を駆使して、シェイクスピア劇の主だった11人の登場人物について詳細かつ科学的に分析し、その悲劇性の原因が性格の組合せにあることを実証している。
目次
第1章 コリオレイナス
第2章 フォルスタッフ
第3章 マクベス
第4章 リチャード3世
第5章 ポステュマスとイモージェン
第6章 ロミオとジュリエット
第7章 オセロー
第8章 アントニーとクレオパトラ
感想・レビュー
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