目次
第1章 日本の流通機構の中核 卸売業
第2章 「問屋有用論」数学的証明
第3章 健全な日本の流通機構と日本人の幸せ
第4章 社会インフラとしての流通機構
第5章 成功したプラネットのインフラ
第6章 レガシー問題と流通EDI
第7章 日本のインフラを世界に
著者等紹介
玉生弘昌[タマニュウヒロマサ]
昭和19年川越市生まれ。昭和43年早稲田大学政治経済学部卒業、同年ライオン(株)入社。60年(株)プラネット常務取締役、63年専務取締役、平成5年代表取締役社長、24年代表取締役会長就任(現職)。一般社団法人流通問題研究協会会長、一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会理事、日本チェーンドラッグストア協会顧問会議座長、(株)アイスタイル(@cosme)顧問、(株)サカタウェアハウス顧問、(株)BS朝日放送番組審議委員、新潟総合学園事業創造大学院大学客員教授、(株)ギャラリー桜の木顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuo Ebihara
1
著者は、1985年、日用品化粧品業界VAN、プラネットを設立した。 本書では、林周二が1962年に『流通革命』で説いた「問屋無用論」の歴史的検証を試みた。 現代日本の流通には、様々な業態があり、品揃えの豊富さと、鮮度の高さ、欠品の少なさを誇っている。 それを支えるのは、高性能のインフラと、高機能の広域問屋と断じた。 しかし、多くの小売業、問屋業においてオープン系のシステムに未だに移行が出来ていない。 古いレガシーなシステムを残したまま運用されており、高コスト構造になっていることが課題であると指摘した。 2014/09/07
Ryosuke Maeda
0
小売店の店頭だけ見ていてもわからないことがこの本でわかります。ニッポンの消費者であることの素晴らしさを実感。2014/08/16
Tomozo0118
0
数年前に購入して寝かせて?ようやく読了。 2013年頃までの流通の歴史を知るには良いです。2022/12/28