出版社内容情報
人を不幸にする「力の文明」でなく、「美の文明」に貢献する技術協力・技術革新にこそ、混迷する世界情勢の中で「日本の進む道」があると提示する。
内容説明
学習院大学経済学部の非常勤講師を16年間務めた開発コンサルタントが、その経験と実績に照らして技術協力・技術革新を論じ、人を不幸にする「力の文明」ではなく、人を幸せにする「美の文明」に貢献する技術協力・技術革新にこそ、混迷する世界情勢の中で「日本の進む道」があると提示する。
目次
第1部 経済発展と技術革新(技術革新について考えてみよう;技術とは経済発展とは何だろう;技術協力はなぜ必要なのだろう;これからの技術革新はどこに向かうのだろう;新しい開発モデルはなぜ必要なのだろう ほか)
第2部 日本の進む道(新しい世界秩序を展望してみよう;日本の持つ優位性は何だろうか;日本の開発協力はどうあるべきか;日本の進む道)
著者等紹介
橋本強司[ハシモトツヨシ]
1949年東京生まれ。1972年東京大学工学部建築学科卒。その後、米国南カリフォルニア大学で修士(環境工学)、コーネル大学でPh.D.(水資源計画、経済、オペレーションズ・リサーチ)取得。国際応用システム分析研究所(IIASA:在オーストリア・ウィーン、研究員)、財団法人国際開発センター(研究員)、日本工営株式会社(企画部副参事、経済部次長、都市・地域開発部次長)を経て、1995年株式会社レックス・インターナショナルを設立、代表取締役。2001‐16年学習院大学経済学部非常勤講師。2010年より社団法人海外コンサルティング企業協会理事。2014年より「国際開発ジャーナル」論説委員。30余年にわたり国際協力事業団及び独立行政法人国際協力機構(JICA)による多数の技術協力案件で、総括責任者を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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