内容説明
日本工営グループが実施しているプロジェクト・マネージャー研修で講師を務めた日本工営グループのシニア・マネージャーが用意した研修レジュメをもとに編纂したものである。四部から構成されており、第一部は、コンサルタントの実情について理解を深めるために、コンサルタントが置かれた立場や対象とする開発プロジェクトについて紹介し、コンサルタントに求められる倫理や能力について述べている。第二部では、開発プロジェクトの流れに沿って、調査・計画段階のコンサルタント業務とそのマネジメントについて述べている。開発プロジェクトを形成する段階から、実際に調査・計画業務を実施する現場でのマネジメントに関してヒントを提供している。第三部では、設計・施工段階でのコンサルタント業務とそのマネジメントのポイントを紹介し、コンサルタントとしての責任について述べている。また、現場オフィスのマネジメントについても言及している。第四部では、ODAとは異なる民間開発事業について言及し、PFI(Private Finance Initiative)の活用について述べるとともに、開発事業の評価についても紹介している。最終章では、コンサルタントの将来像やプロジェクト・マネジメントの将来について考えるヒントを提供している。
目次
第1部 コンサルタントの実像(開発プロジェクトとコンサルタント;コンサルタントの立場 ほか)
第2部 調査・計画のマネジメント(プロジェクトの形成;入札から受注へ ほか)
第3部 設計・施工管理のマネジメント(設計業務のマネジメント;プロジェクト実施と施工管理 ほか)
第4部 限りなき挑戦(民間開発事業;評価とフィードバック ほか)
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- 旅談義・酒談義