内容説明
現代詩への果敢な実験と可能性に挑戦しつづける書家の選んだ21篇。
目次
地の旅 短詩二篇
それはひとつの遺言 ひとつの風景
歳月
父親
裸
湯槽2
黒子の道
ひくい夜を
きみがいる
ことば
まぶたの岸辺
表現のしみ
墨の性格
あんだけしても
さいならどす
山門
春の素足で
凍える旅に六斎念仏
一椀の寂しさ
鐘は鳴る
寂寥
著者等紹介
山本万里[ヤマモトマリ]
昭和15年満州国撫順市に生れる。昭和38年京都教育大学美術学科書道卒業。昭和27年よりかなを日比野五鳳氏に、昭和35年より漢字を小坂奇石氏に師事する。現在日比野光鳳氏に師事する。水穂会総務、日展会友、読売書法展理事、京展審査員会員歴、日本書芸院一科審査会員、現代京都書作家協会運営委員。その他、「京都市主催選抜展」「日本の書展」「日本の女流書展・国際展」「読売招待閨秀書展」などにも出品。万葉歌碑を揮毫(宇治市)。財団法人日本書道美術館(東京都)、春日井市道風記念館(愛知県)、安芸市立書道美術館(高知県)に作品収蔵
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