内容説明
ラテンアメリカ史を彩る女たち、蘇る赤裸々な生。
目次
1 先スペイン期の女性たち(ファニータ―インカ帝国のいけにえ少女;マリンチェ―「裏切り者」か、それとも精一杯生き抜いた女性か)
2 植民地時代の女性たち(イサベル・モクテスマ―メシーカ王家の娘から混血の母へ;リマの聖女ロサ―自己犠牲に殉じた一輪のバラ ほか)
3 近代の女性たち(アニータ・ガリバルディ―二つの世界のヒロイン;シキーニャ・ゴンザーガ―ブラジル大衆音楽の母 ほか)
4 現代の女性たち(フリーダ・カーロ―苦悩の女流画家;ビオレタ・パラ―チリの野辺に咲いた普遍の花 ほか)
著者等紹介
加藤隆浩[カトウタカヒロ]
1952年生まれ。南山大学卒業。メキシコ・イベロ・アメリカーナ大学大学院博士課程修了。関西外国語大学助教授を経て、現在、三重大学教授(文化人類学)
高橋博幸[タカハシヒロユキ]
1951年生まれ。京都外国語大学大学院修士課程修了。現在、長崎外国語大学助教授(スペイン文学・演劇)
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