感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
16
57南米を解放したシモン・ボリバルはどんな人物だったかを知りたくて読んでみました。ボリバルは資産家だったが独立戦争で資産のすべてを使い果たして念願を果たしたが栄光は長く続かず戦争のさなかで感染した結核が悪化更に政敵に敗れ一文無しになり寂しく亡くなった。ボリバルの最後の日のうわ言が「行こう…行こう…ここの人は私を愛してない…船へ…」だそうです。全てを捧げたのにこの仕打ち、そして死後は英雄とされ世界で最も多く銅像を建てられた人となった。人間て身勝手だなぁ2022/07/06
ヴィクトリー
4
簡潔な評伝。とは言え、主要な文書、宣言などはそれなりにまとまった量で紹介されている。私にとってはこの本で十分であり、先の本は要らなかった。2011/04/12