目次
序論:神経科学の源流をたずねて
古代の脳に関する記述
古代ギリシャ・ローマにおける脳に関する知見
ヨーロッパ中世における脳の認識
外科医アンブロワーズ・パレ:幻肢の報告とその現代的解釈
ベルギーの解剖学者:アンドレアス・ヴェサリウス
17世紀の新しい科学革命
デカルトの自然哲学とこころの問題
機械的生理学と動物精気の検証実験
生物電気の発見:近代神経生理学の夜明け
実験医学とデテルミニスム(決定論)
ベルナール以後の神経生理学
心身問題の近現代への流れ:ラ・メトリーからメルロ=ポンティへ
ニューロンとシナプスの生理学と脳機能
自由意志とリベットの研究
量子力学と脳科学
まとめ
著者等紹介
小島比呂志[コジマヒロシ]
福岡県生まれ。京都大学大学院医学研究科生理系専攻博士課程修了。京都大学医学博士。フランス国立科学研究センター、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、プリンストン大学など海外の研究機関で計12年間神経生理学の研究に従事。現在、玉川大学大学院脳科学研究科教授。専門分野:イオンチャネルとシナプスの生理学
奥野クロエ[オクノクロエ]
静岡県生まれ。7歳から28歳までパリで過ごす。パリ第3大学(ソルボンヌ校)応用言語(Langues ´Etrang`eres Appliqu´ees、仏・英・日)学部、政治・経済学科修士課程修了。読売新聞社パリ支局勤務を経て日本に帰国。現在、フランス語講師、翻訳、ナレーションなどの分野でバイリンガルとして活動している。イラストレーターを独学で学び、サイエンス分野におけるイラストの製作などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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