内容説明
神が降りたとしか考えられない著者の秘法=武の眞髄!それを、だれでもが修得できる技法にして公開。それはすべての種族に伝わる「舞」と「祈り」がもつ神秘の活人術であり、神と一体になる秘法でもあった。この「神人合一」が武道の世界を超えて人類の魂を救い、人々を生き生きと活かすための普遍的英知であることを、さまざまな角度から諄々と説く。奇跡の書。
目次
予兆
空白のコンマ五秒と合気
空手家の挑戦
闘いの直前に閃いた合気の真意
闘いの中での出来事に学ぶ
活人術としての愛魂
愛魂と無意識による不随意筋の働き
愛魂による合気の神意
マザーテレサによる愛の教え
ヘレン・ケラーに見る愛と魂の役割
愛魂の代替技法
舞姫の教え
舞祈開眼
祝詞や聖歌による祈りから舞祈による神降ろし
手乞と惟神の武道・大東流合気柔術
植芝盛平と武田惣角及び出口王仁三郎
神人合一合気道への昇華
著者等紹介
保江邦夫[ヤスエクニオ]
岡山県生まれ。東北大学で天文学を、京都大学と名古屋大学で数理物理学を学ぶ。スイス・ジュネーブ大学理論物理学科講師、東芝総合研究所研究員を経てノートルダム清心女子大学大学院人間複合科学専攻教授、専門学校禅林学園講師。大東流合気武術佐川幸義宗範門人。カトリック隠遁者エスタニスラウ師から受け継いだキリストの活人術を冠光寺眞法と名づけ、それに基づく柔術護身技法を岡山、東京、神戸、名古屋で指南している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なおじん
4
内容が私には難しくて、最後まで読むことができませんでした。またいつかトライしてみようと思います。2024/07/01
T坊主
3
1)この本で”キリスト教の言う汝の敵を愛せよ”という意味がなんとなく分かった様な気がする。2)人間は真剣に見る時は”刮目”、つまり目を意図的に大きく見開く必要がある。そして一点を凝視する。3)神の視野で周囲を見ながら生きていくならば、愛するという行為さえ必要がなくなり只そこに生きてある事、ありのままに動くことで、いつでもどこにでも愛が湧き立ってくる。神の慈愛がすべての存在に降り注がれるようにすることが”愛魂”といえる。4)踊る事でその場、そこにいる人の場が大きく変わる。2015/01/17
mat
1
まさに真髄となる内容でした!2014/06/28
mat
0
「脳と刀」と続けて読むと技の進化が良く解る2016/11/10