オリヴァー・ヘヴィサイド―ヴィクトリア朝における電気の天才 その時代と業績と生涯

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オリヴァー・ヘヴィサイド―ヴィクトリア朝における電気の天才 その時代と業績と生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 559p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875252887
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3042

内容説明

ヘヴィサイドは19世紀後半で最も物理学と電気工学に貢献した人物である。だがその割に評価されなかった。ほとんど独学で高級な電気工学と数学の知識を学んだあと、ヘヴィサイドは執拗な戦いをウィリアム・プリースに挑んだ。プリースは英国の郵便公社のボスで電気通信技術の発達を司っていた。プリースは強力な官僚で非常に傲慢であり、進歩の障害でもあった。憐れなヘヴィサイドの頼りは頭脳だけだった。それに対してプリースは絶大な権力を持っていた。彼らの戦いは非常に激しい人間と人間のぶつかり合いであり、一篇のメロドラマであった。

目次

第1章 ヘヴィサイドの生い立ち
第2章 青少年時代
第3章 初期の電信理論
第4章 電信に関するヘヴィサイドの初期の研究
第5章 えせ科学者
第6章 マクスウェルの電気学
第7章 ヘヴィサイドの電気力学
第8章 プリースとの闘い
第9章 四元数をめぐる大戦争
第10章 奇妙な数学
第11章 地球の年齢をめぐる論争
第12章 隠棲者の晩年
第13章 終章

著者等紹介

ナーイン,ポール・J.[ナーイン,ポールJ.][Nahin,Paul J.]
1940年、カリフォルニア生まれ、ニューハンプシャー大学教授、専門は数学、科学、科学哲学の歴史及び非因果的システムの数学、物理

高野善永[タカノヨシナガ]
1943年長野県生まれ。1965年東北大学工学部通信工学科卒業。日本電信電話公社(現NTT)武蔵野電気通信研究所を経て、振動試験機メーカー(株)振研に2006年まで勤務。退職後は19世紀後半の電気理論の歴史などに関心を持ち、特にヘヴィサイド関連の資料の調査を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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プラス3

8
電気工学でラプラス変換を学んだことのある人なら、ピンとくるこの名前。何をした人かというと”独学で数学・電磁気学を習得し、マクスウェル方程式を今の4つの式に書き直し(力学でいえばオイラーに該当)、交流回路の複素数を用いた解析方法・インピーダンスZの概念の考案、ほぼ独立にラプラス変換にたどり着き(δ関数も発見)、電離層の存在を予言した凄い科学者である。おびただしい数の引用・参考文献や数式の説明もあり、あまり読みやすくはないが、面白い、とある栄光なき天才の伝記でした。2016/03/31

こひた

0
高等教育なし、在野でパラサイト生活を続けながら偉業、友人の支えと信念、サイモン・サイネックが好きそうな奇人。2012/10/20

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