内容説明
精神医療を通してみえる現代アメリカ社会。ニューヨークから渾身のレポート。インタビューのなかで明かされるうつ病患者たちの人生、そして治療の実態。
目次
第1章 ふたつのアメリカ
第2章 うつを引き起こした様々な人生
第3章 彼らはどのようにしてヘルプにたどり着いたのか?
第4章 アメリカのうつ病治療―薬とセラピーvs薬と休息?
第5章 アメリカ精神医学の行方
第6章 日本は何を学べるか?
著者等紹介
川西結子[カワニシユウコ]
大阪府出身。同志社大学卒。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて社会学博士号(Ph.D)取得。テンプル大学日本校にて社会学、アジア研究で教鞭を執った後、東京学芸大学留学生センター教授。2009年退職。2008年から安部フェローシッププログラムフェローとしてコロンビア大学臨床心理学科、ニューヨーク市立大学ハンターカレッジ福祉大学院にて客員研究員。現在ニューヨークにてサイコセラピーの勉強、研修中。学術研究のほかに、長年執筆、メディアを通じて日本人社会の心理に関して海外で解説。英文著書・論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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