内容説明
本書は制御理論との関連の中で、力学から量子力学への道筋を、根底から具体的に組み立てなおしたもので、これまでのどの教科書とも異質なユニークなものとなった。
目次
第1章 質点の力学は最適制御理論の要
第2章 質点系の力学は最適制御理論の礎
第3章 量子力学は最適制御理論として生まれた
第4章 量子の力学は確率制御理論で書ける
第5章 最適制御理論から見た量子力学は確率変分学の温床
第6章 量子系の力学を確率制御理論で論じる
第7章 新しい最適制御理論の黎明
付録 粘性流体方程式と最小作用原理
著者等紹介
保江邦夫[ヤスエクニオ]
岡山県生まれ。東北大学で天文学を、京都大学と名古屋大学で数理物理学を学ぶ。スイス・ジュネーブ大学理論物理学科・東芝総合研究所を経て、ノートルダム清心女子大学大学院人間複合科学専攻教授、専門学校禅林学園講師。大東流合気武術佐川幸義宗範門人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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