出版社内容情報
多くの物理現象は波で表現されているため,フーリエ解析ほど理工学の分野で多用されている数学的手法はない.ここにその基本から徹底的に論述し,独習の便宜をはかった.
序章・フーリエ解析とは/第1章・級数展開/第2章・フーリエ級数展開/第3章・フーリエ級数展開による微分方程式の解法/第4章・複素フーリエ級数展開/第5章・フーリエ積分とフーリエ変換/第6章・フーリエ変換の応用/第7章・ラプラス変換
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内容説明
本書は、フーリエ解析の基礎の部分と応用分野の間のギャップを埋める目的で書かれたものである。フーリエ級数展開の手法と、それがフーリエ変換へと発展した過程を詳しく解説した。さらに、これら手法が具体的にどのように応用されるかも紹介している。
目次
序章 フーリエ解析とは
第2章 フーリエ級数展開
第3章 フーリエ級数展開による微分方程式の解法
第4章 複素フーリエ級数展開
第5章 フーリエ積分とフーリエ変換
第6章 フーリエ変換の応用
第7章 ラプラス変換
著者等紹介
村上雅人[ムラカミマサト]
1955年、岩手県盛岡市生まれ。東京大学工学部金属材料学科卒、同大学工学系大学院博士課程修了。工学博士。現在、超電導工学研究所第三研究部長、岩手大学客員教授。1972年米国カリフォルニア州数学コンテスト準グランプリ、日経BP技術賞、World Congress Superconductivity Award of Excellence、岩手日報文化賞ほか多くの賞を受賞
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