出版社内容情報
アニムスとは女性の内なる男性的要因。アイマは男性の内なる女性的要因。神話・夢や文学上のアニムス・アニマ像を追求。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あとがき
2
内なる異性像が集合的無意識の中にあり、様々な神話や物語に共通のモティーフが現れるという考え方は、ややオカルティックだが魅力的ではある。 ただ、アニマとアニムスという概念は、極めて本質主義的に見えるし、西洋的なジェンダー規範を無批判に普遍的な男女の差異として固定化するようにも思える。 また、このような原型が、模倣や学習ではないと言い切れるのはなぜだろう。ある性の主体が理想の異性像を無意識またはそれに近い領域に抱くということはしばしばあるとして、それは模倣の概念でも説明できそうにも思える。 2024/01/22
lo_resort
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原著書かれたのがいつなのか失念しましたが、内容は現代でも、むしろ当時より現代のほうがより通用するんじゃ……
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- 和書
- スポーツと催眠