内容説明
アメノヒボコ―。『古事記』『日本書紀』『播磨国風土記』などに登場し、但馬古代史のうえで、最も知られながら謎につつまれた人物。この“誇るべき古代の交流人”を多角的にとらえた初めての“ヒボコ入門書”。
目次
1 変貌するヒボコ像(ヒボコ誕生―古代(1)
多彩なヒボコ―古代(2)
但馬の開拓神―中世・近世
新しいヒボコ―近代・現代)
2 古代但馬の交流人(文字の資料から探る―より古い資料を求めて;舶来の品々―渡来人とともに;共通する墓制―墓に刻まれた渡来の痕跡)
3 ひぼこ夢ある記
4 ヒボコの風―但馬のミュージカル誕生