著者等紹介
古今亭志ん生[ココンテイシンショウ]
本名・美濃部孝蔵。1890(明治23)年、東京神田に生まれる。奉公先を転々としたあと噺家になる。売れないために名前を度々替えたことと貧乏と酒の話は有名。開花したのは初代柳家三語楼の門下になってから。1945(昭和20)年、六代目三遊亭円生と満州に行き、終戦。死んだという噂の飛ぶなか1947年に帰国、ニュースで大きく報道され一躍時の人に。名前が全国に知られるようになった。その後数々の賞を受賞、八代目桂文楽とともに“文楽・志ん生時代”を築き上げる。1973年9月、83歳で没。いまだに志ん生の落語は若い人にも人気があり、CDなどが売れ続けている
川戸貞吉[カワドサダキチ]
1938年、横浜市に生まれる。早稲田大学落語研究会に入った頃から集めはじめた演芸のテープは膨大な数。1961年、アナウンサーとしてTBSに入社。その後ディレクターに転向、録音構成・演芸・バラエティ・ラジオドラマなどを制作、1993年に退社。自分で集めたテープをCDにしたり、『立川談志ひとり会落語CD全集』の監修など現在演芸評論などに携わっている
桃原弘[モモハラヒロシ]
本名・米倉瑞穂。1935年、鹿児島市に生まれる。早稲田大学教育学部卒。放送作家としてテレビ、ラジオの台本を担当
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