内容説明
見果てぬ夢を追い求め3年を越える海外放浪の末に、ルバング島で小野田元少尉との決死の遭遇を果たし、一躍マスコミの寵児となった冒険家・鈴木紀夫がその後の人生の全てを賭けた目標とは、ヒマラヤ山中に棲む“雪男”の発見であった。6回にも及ぶ単独捜索行へと彼を駆り立てた〈冒険家の魂〉とは…。彼を支え続けた家族・友人の証言や日紀・手紙等を資料に、その短かくも充実していたであろう生涯を追う迫真のドキュメント。
目次
第1章 伝説の彼方に見たもの
第2章 青春の彷徨
第3章 小野田元少尉との邂逅
第5章 冒険家への道
第5章 望蜀の日々
第6章 死出の旅
第7章 残された人たち




