内容説明
ニューヨークマンハッタンで見た一枚の絵が呼び覚ます少年時代の記憶…一九四四年六歳の少年が疎開先で出会った一本のケヤキの巨木。その下に集う少年少女、女たち、男たちの日々の営みと心模様を通じて、人間にとって本当に大切なこととは何か、を描く長編フィクション。
著者等紹介
坂口康[サカグチヤスシ]
1940年、東京に生まれる。1961年、(株)岩波書店を経て、(株)岩波映画製作所入社、教育映画・記録映画・産業映画の企画脚本・演出の仕事に携わる。1975年、以降フリーランサー。その後企画プロダクション「イメージシステム」の経営にも参加し、博覧会・博物館・テーマパーク・展示施設などの、主として大型映像のプロデューサー、プランナー、ディレクターなどを担当し、多くのドキュメンタリー作りに参加した。現在、映像プランナーとして、複数のドキュメンタリー映像を支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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