内容説明
ギリシア最大の勇者ヘラクレスを巻頭に、女傑アタランテ、絶世の美女ヘレネ、怪物退治のペルセウス、賢者オデュッセウスほか、現代でも世界中で人気の高い英雄たちの、力強くも美しい挑戦の物語を、豊富な収蔵資料とともに紹介する。
目次
強さと速さ
知恵と美しさ
怪物退治の英雄たち
旅する英雄たち
報復と救い
戦士たち
著者等紹介
ウォフ,リチャード[ウォフ,リチャード][Woff,Richard]
大英博物館情報学習部門の教育担当副部長。元教員であり、ロンドン大学で16年間教育学の講師を務めた
細井敦子[ホソイアツコ]
東京生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。古代ギリシア文学専攻。フランス政府給費留学生としてパリ大学に留学。文学修士(東京大学大学院西洋古典学専攻課程)。成蹊大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルセ・ひすい
3
15-112 ギリシア最大の勇者ヘラクレス、ギリシャ最大の英雄!父は神々の王ゼウス!母は一般人。ゼウスの妻はヘラクレスを憎んだ。二匹の蛇を送って殺そうとしたが逆に絞め殺した。…しかし後に神になる。女傑アタランテ、絶世の美女ヘレネ、怪物退治のペルセウス、賢者オデュッセウス…。現代でも世界中で人気の高い英雄たちの挑戦の物語を、豊富な収蔵資料とともに紹介する。2012/01/07
PG
2
30名を超えるギリシャ神話の英雄について、彼らにまつわる神話の紹介、および大英博物館の所蔵物の紹介。いいこと悪いこと、ちょっとずるいこともしてる英雄たち。貴方はどなたがお好きかな。ギリシャ神話の登場人物は、知れば知るほど意外な一面が出てくる。 表紙は男勝りで足の速いギリシャの女狩人 アタランテ。2018/10/11
Masa03
1
薄くていい。 ギリシア神話、小学生の頃読んだけど、もうだいぶ忘れてしまった。 あとはイリアスとオデュッセイアは社会人になってからかな。 今のファンタジーものにかなり影響与えてるので、再読してみても面白いかも。2022/11/24
ぱに
0
神々に続いて英雄バージョン読破。大体覚えてたけど、ファイドラ誰だっけってなってしまった(テセウスの妻だった)。テセウスの旅をあんまり把握出来てない気がする。やり直してみるかー。ヘラクレスの功業もとても時系列では覚えられないな。12は私には多い… 。ペネロペやアリアドネも英雄と言うのは違和感。ダイダロスも、この人殺人もしてたよね…まあ殺人はみんなやってるんだけど、ダイダロスはタチの悪い犯罪者のイメージある。非常に簡潔にまとめられてるのでさらっと英雄たちを復習出来た。2020/10/31
ごんばん
0
軽くサクッと読めるので、入門編にいいかもしれない。2019/06/22