中心の探求―言語をめぐる「愛」と「罪」

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875170815
  • NDC分類 904
  • Cコード C0095

内容説明

表現行為は、さまざまな可能性を広げるが、時に致命的なまでに人を傷つける。2008年度ノーベル文学賞受賞のル・クレジオをはじめ柳美里、太宰治、寺山修司らの作品、さらに絵画や映像、報道写真を通して、言語をめぐる「愛」と「罪」について深く考察する。

目次

序論 「中心」の探求―ル・クレジオとアフリカの文学
1 物語における記憶と倫理(記憶と表象―ナラティヴをめぐる随想的断章;「大きな物語」と文学―記憶の倫理性をめぐって ほか)
2 表現の自由と物神崇拝(文学的表現と応答性―柳美里『石に泳ぐ魚』裁判と「表現の自由」;「表現の自由」と「『想像力』の詐術」―ポストモダニズムを批判する ほか)
3 モンタージュの功罪(前衛としての「探偵小説」―太宰治と表現主義芸術;映像言語の空間―「物語」からの/「物語」への回帰 ほか)
4 団塊の世代と80年代文学への照明(左翼イデオロギーの行方―桐山襲と八〇年代の日本文学;寺山修司小論―「父」性の行方 ほか)

著者等紹介

原仁司[ハラヒトシ]
文学研究者。亜細亜大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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