出版社内容情報
１巻 楔形文字 ２巻 エジプト聖刻文字 ３巻 線文字B ４巻 初期アルファベット ５巻 ギリシア語の銘文 ６巻 エトルリア語 ７巻 ルーン文字 ８巻 マヤ文字 ９巻 数学と計測
内容説明
人類史上および世界文字史上、最古のメディアである楔形文字。文書では、ごく初期の絵文字から楔の形にいたるまでの歴史、その解読のプロセスから、タブレット（粘土板）に文字を刻む方法、書記の養成法、世にはびこる贋物の見分け方までを説く。
目次
第１章 楔形文字の起源と発展
第２章 タブレットと記念碑
第３章 書記と図書館
第４章 楔形文字の伝播
第５章 解読の物語
第６章 テキストの読み方
第７章 真贋の問題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
47
９冊シリーズの１冊目。有名な「ギルガメシュ叙事詩」も、この文字で残された作品。しかし発掘された粘土板のほとんどは、文学ではなく、行政・経済の文書や宗教関係だという。それでも数千年前の社会や政治を知る手がかりになるのだから、あなどれない。見かけは似ているが、何種類もの文字と言語が発掘されており、楔形文字の名は総称。見慣れることが大切だとのこと。2019/07/13
ギズモ。
1
図書館より。薄い本だったのでもっと簡単だと思っていたら、以外に読みにくかった。2022/12/10
Tonex
1
楔形文字が読めたらいいなあと思うが、それよりはギリシャ語やヘブライ語やアラビア語が読めた方がまだ役に立つ。というか、そもそも英語も読めないのだから、まずは英語を勉強した方が良いに決まっているのです。そうなのです。2013/10/10
kinaba
1
文字そのものよりも解読史に焦点が当てられてる感じだった2009/11/03
ipusiron
1
鑑定についてもあり2005/04/11
