内容説明
高速化・高規格化によって生まれ変わった4線。今後の地方鉄道経営の方向性を示す。
目次
序章 鉄道新線変身の軌跡
第1章 鉄道経営と高速化
第2章 智頭急行・智頭線
第3章 北近畿タンゴ鉄道宮福線・宮津線(福地山~天橋立間)
第4章 北越急行・ほくほく線
第5章 土佐くろしお鉄道・宿毛線
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
3
智頭急行・宮福線・ほくほく線・土佐くろしお鉄道の高速化について。どの場合も、まずは現状の運転速度向上の阻害要因を分析。分岐器と曲線が大体悪役。それらを、費用や補助金と短縮時間を天秤に掛けながら人力で最適化していく。運行・施設の技術的な話が多い。特に面白いのはほくほく線。160km/hは未知の世界で、色々な工夫があったとわかる。美佐島の恐怖も然り。これらの線区は都市間連絡を担うので行政の熱もあり比較的成功した三セクなのだろう。盲腸線とかはつらそうだ。読んだ後智頭急行乗ったら面白かった。2019/05/21
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