タオは笑っている (改訂版)

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タオは笑っている (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875024798
  • NDC分類 122.04
  • Cコード C0014

出版社内容情報

高名な数理論理学者で、老荘思想や禅に精通する著者が、タオイズムを平明に解く47編。30年以上のロングセラー新装改訂版!数理論理学者として名を馳せながら、老荘思想や禅に精通するスマリヤンが、タオイズムを平明に解く47編。曖昧で、いい加減で、包容力ある東洋の知恵は、日々を忙しく送る私たちに、さりげなく軽やかな生き方を指南してくれる。1981年刊行以来のロングセラー、新装改訂版で再登場!

第1部 タオってなに?
  1 中国哲学インスタント入門
  2 タオ
  3 タオは存在するか
  4 それにしても、タオって存在するの?
  5 タオはあいまい
  6 タオの意味
  7 タオは神秘の姿
  8 タオの名は?
  9 タオは口数が少ない
  10 タオと賢人は議論ぎらい
  11 わたしは鏡
  12 タオはそこにも、ここにも
  13 タオはいばらない
  14 タオは傲慢か
  15 仏陀を崇拝すること
  16 タオに生きる
  17 タオは咲く花のごとし
第2部 タオはとがめない
  18 性善説か性悪説か
  19 どうでも結構
  20 人助けはだれのため
  21 タオイズムとモラル
  22 神さまはタオイスト
  23 タオはこだわらない
第3部 タオは気楽
  24 農芸について
  25 愛犬家の弁
  26 管理職のためにひと言
  27 利己主義について
  28 利己主義と利他主義
  29 エゴイズムとは
  30 エゴイズムと宇宙的意識
  31 直観を信じよう
  32 なるがまま
  33 成功するものか!
  34 努力しないで成功する方法
第4部 タオは愉快な公案(パラドックス)
  35 風狂の哲学と分別くさい哲学
  36 ひょっとして
  37 ある夢
  38 占星術とシンクロニシティ
  39 禅的なこと二題
  40 盤珪にまつわる話
  41 禅的幻想譜
  42 われわれが理解できないわけ
  43 魂は不滅か!?
  44 おわかりかな?
  45 サトリ
  46 夕涼み
  47 時が熟せば

レイモンド・M・スマリヤン[レイモンドエムスマリヤン]
アメリカ、ニューヨーク市生まれ。シカゴ大学で修士号、プリンストン大学で博士号を取得。数学(数理論理学)と哲学をダートマス大学、プリンストン大学、ニューヨーク市立大学、リーマン・カレッジなどで教えたことがある。専門の著作のほか、マーティン・ガードナーが「もっとも深淵でユーモラスな数学・論理学ゲーム集」と絶賛した『この本の名は』はじめ、数多くの作品をものしている。プロフェッショナルな手品師にしてピアニストでもある多芸な奇才。ロングアイランドで夫人と犬に囲まれて仙人のごとく暮らしているという噂。

内容説明

『この本の名は?』『スマリヤンのゲーデル・パズル』などを著し、数理論学者として知られるスマリヤン。だが一方で、東洋の老荘哲学、禅に心酔している。ことにタオの、その曖昧性、…いい加減さ、包容力のある考え方は、スマリヤンの気分にとても合っているという。本書は東洋哲学に触れて感じたこと、ひらめいたことなどを思いつくまま記し、生きるうえでの機知にとんだエピソードにあふれている。

目次

第1部 タオってなに?(中国哲学インスタント入門;タオ ほか)
第2部 タオはとがめない(性善説か性悪説か;どうでも結構 ほか)
第3部 タオは気楽(農芸について;愛犬家の弁 ほか)
第4部 タオは愉快な公案(風狂の哲学と分別くさい哲学;ひょっとして ほか)

著者等紹介

スマリヤン,レイモンド・M.[スマリヤン,レイモンドM.] [Smullyan,Raymond M.]
1919年、アメリカ、ニューヨーク市の生まれ。シカゴ大学で修士号、プリンストン大学で博士号を取得。数学(数理論理学)と哲学をダートマス大学、プリンストン大学、ニューヨーク市立大学等で教えたことがある。インディアナ大学哲学科名誉教授。専門分野に加え、ピアニスト、プロフェッショナルなマジシャンでもあるといった多彩な才能の持ち主である

桜内篤子[サクラウチアツコ]
1947年、東京生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州立大学卒業。編集者を経て現在はフリーの翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツキ

9
老荘思想や禅にまつわるエッセイ。解説書ではない。大らかだけどちょっとつつくと癖のあるおっさんという著者のキャラクター性が好き。どんな風が吹こうと世界がどうなろうとそれでええねんというエッセイを書いた数日後に暴風に網戸を吹っ飛ばされて奥さんにどうでもよくないよね?と突っ込まれた話が好き。奥さん、原稿ちゃんと読んでるんだ。2024/05/13

seraphim

7
『詩羽のいる街』に出ていた本。冒頭、理解するのが難しく挫折しそうになったが、読み進めていくうちに面白いと感じた。著者の寛容さがうかがい知れた。そもそも「タオ」という言葉や概念自体を知らなかったのだが、こういう考え方(思想)は素敵だと思う。2024/01/22

Office-INTI

0
道教の哲学的考察、という解釈であってるだろうか。 二元論的の西欧宗教と違い、全てを受け入れるタオの自然体。西欧系の宗教は頻繁に紛争の原因になってるがアジア圏では程度の差はあれ、宗教を理由とした紛争はさほど大きくないイメージだった。その理由がこの本を読んで何となくわかったような気がする。 日本のどんな神も受け入れる八百万の神の思想もタオに通ずるところがあると思う。経済効率を考えるとロジカルな方が良いが、人の心の安定をはかるにはタオイスティックの方が好ましいんだろうなぁ2017/12/12

秀ポン

0
文章が面白い。彼が語るタオ的な利己主義や自由意志の解釈は恵まれた人々のローカルな世界での真理という気もする。それはそれで彼及び彼の書く文章の掴みどころのない隔絶したような印象の元になっているようで良いのかもしれない。2025/03/14

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