分節幻想―動物のボディプランの起源をめぐる科学思想史

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分節幻想―動物のボディプランの起源をめぐる科学思想史

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  • サイズ A5判/ページ数 861p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875024781
  • NDC分類 481.17
  • Cコード C1045

出版社内容情報

90年代に誕生した「進化発生学」の観点から、分節をめぐる学者の探求を辿り、動物形態の起源と進化、自然への眼差しの変遷に迫る。ヒトが属する脊椎動物は、頭の分節性を特徴としており、多くの生物学者が200年以上にわたり解明に挑んできた。しかし、頭部分節という考え自体が、「幻想」として生み出されたものであった。90年代に誕生した「進化発生学」の観点から、分節をめぐる学者たちの探求をたどり、動物形態の起源と進化、自然への眼差しの変遷に迫る。脊椎動物とは、われわれとは何ものか? 「アタマの起源」を探る、刺激的な一書。

第1章 観念論の時代
 ◆ゲーテからオーウェンへ
 ◆オーウェン
 ◆原型と相同性、グレードとクレード

第2章 比較発生学と比較解剖学の時代
 ◆先験論的比較発生学
 ◆頭部分節の否定、そして「前成頭蓋発生学」の誕生
 ◆分節の起源
 ◆ヘッケル
 ◆ゲーゲンバウアーと比較解剖学
 ◆バルフォーと頭部分節
 ◆ヴァン=ヴィージェ
 ◆プラットの小胞と頭部分節の数
 ◆フロリープ
 ◆ガウプと軟骨頭蓋の比較解剖学
 ◆後頭骨のホメオティックシフト
 ◆鰓と頭腔
 ◆グッドリッチと頭部分節説の二〇世紀的結論
 ◆誰が分節論者か?

第3章 もう一つの流れ、神経系の分節理論
 ◆神経分節と頭部分節性
 ◆神経分節
 ◆ジョンストン
 ◆ニールと神経分節
 ◆ベルグクイストと多角形モデル
 ◆二〇世紀末のロンボメア論争
 ◆もう一つの前脳モデル

第4章 グッドリッチ以降
 ◆円口類の位置と意義
 ◆ド=ビアと前成頭蓋博物館
 ◆ゼヴェルツォッフの系統進化的ヴィジョン
 ◆アリスと梁軟骨
 ◆ポルトマンと頭蓋の一次構築プラン
 ◆ジョリー
 ◆ローマ―と二重分節説?
 ◆スウェーデン学派
 ◆形態学の暗黒時代とソミトメアの夢
 ◆頭腔と頭部中胚葉の分節性
 ◆遺伝子発現

第5章 実験発生学の時代
 ◆個体発生プロセスとボディプラン理解
 ◆形態発生的拘束と分節性
 ◆脊椎動物の頭部分節性を発生機構的に見直す
 ◆頭部神経堤細胞をめぐる実験発生学と頭部分節性
 ◆皮骨頭蓋の謎

第6章 進化発生学の興隆
 ◆進化発生学とは何か
 ◆現代進化発生学批判試論
 ◆脊椎動物の起源という問題意識
 ◆ガンスとノースカットと「新しい頭」
 ◆ナメクジウオとの比較
 ◆半索動物
 ◆背腹反転
 ◆そして、脊索は
 ◆進化を遡る
 ◆幻想としてのウルバイラテリア
 ◆類似した分節
 ◆脊椎動物の作り方に関する謎
 ◆祖先的胚形態
 ◆残された問題
 ◆相同性をめぐる考察、再び
 ◆結語

追補――試論
 ◆序
 ◆円環としての相同性
 ◆要約と結論

倉谷滋[クラタニシゲル]
1958年、大阪府出身。京都大学大学院博士課程修了、理学博士。米国留学後、熊本大学医学助教授、岡山大学理学部教授を経て、現在、理化学研究所主任研究員。主な研究テーマは、「脊椎動物頭部の起源と進化」、「カメの甲をもたらした発生プログラムの進化」、など。単訳書、ブライアン・K・ホール『進化発生学』(工作舎2001年刊)は、高額ながら話題書となり、たちまち品切となった。

内容説明

脊椎動物とは何か?頭とは何か?われわれは何ものか?アタマの起源。

目次

第1章 観念論の時代
第2章 比較発生学と比較解剖学の時代―比較発生学の興隆からグッドリッチまで
第3章 もう一つの流れ、神経系の分節理論
第4章 グッドリッチ以降―混迷の時代
第5章 実験発生学の時代
第6章 進化発生学の興隆
追補 試論―形態的相同性を記述するための、網目状円環モデル化の試み

著者等紹介

倉谷滋[クラタニシゲル]
1958年、大阪府出身。京都大学大学院博士課程修了、理学博士。米国ジョージア大学、ベイラー医科大学への留学の後、熊本大学医学助教授、岡山大学理学部教授を経て、現在、理化学研究所主任研究員。主な研究テーマは、「脊椎動物頭部の起源と進化」、「カメの甲をもたらした発生プログラムの進化」、「脊椎動物筋骨格系の進化」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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