内容説明
エネルギー、水資源、情報通信、交通など私たちのくらしを構成するすべての機能がつながり、循環するスマートシティ(スマートコミュニティ)。省エネルギーや創エネルギーを主体とした環境配慮・低炭素のスマートシティ構想が世界的な広がりを見せている。種々の産業が活気にあふれ、環境負荷は減少し、人々の生活は心地よい―どうすれば、そのようなまちが生まれるのか。日建設計を母体とする日建グループのシンクタンクである日建設計総合研究所(NSRI)が、いま世界の都市が取り組むスマート化の課題と実現へのプロセスを解く。
目次
第1章 都市の現況―膨張し続ける都市・成熟を超えた都市(世界的な都市人口の集中;加速するエネルギー消費;高齢化する都市;課題解決に向けて期待されるスマート化)
第2章 スマート化とは何か?(スマート化の概念整理;スマート化に関する施策;都市・コミュニティにおけるスマート化;スマート化の標準化の動きについて)
第3章 スマートシティ検討のプロセス(スマートシティ開発の現況;スマートシティ実現のための統合的検討プロセス;スマート化を実現するための事業の進め方)
第4章 スマートシティ技術の導入計画1(コミュニティづくりと都市計画の方法;建物の低炭素化の推進;エネルギー供給系インフラ計画)
第5章 スマートシティ技術の導入計画2(上下水道系インフラ;廃棄物処理系インフラ;インフラとしての緑・水環境;交通系インフラ(道路、公共交通、自動車)
ICT系インフラ)
著者等紹介
山村真司[ヤマムラシンジ]
1962年山口県生まれ。東京大学大学院建築学専攻修士課程修了。1989年に日建設計入社。2006年から日建設計総合研究所理事、上席研究員。各種建築の環境計画、都市の環境配慮・低炭素計画及び評価を専門とし、国内外のプロジェクトで実績を積む。博士(工学)、技術士(衛生工学部門)、中小企業診断士等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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