内容説明
フランク・ザッパ研究で知られる英国気鋭の批評家が、フリー・インプロヴィゼーションの演奏哲学を浮き彫りにする。
目次
序章 自由について
第1章 子ども時代、10代―1930‐1951
第2章 ギタリスト稼業―1950‐1963
第3章 ジョゼフ・ホルブルック・トリオ―1963‐1966
第4章 ソロ演奏と自由の問題―1966‐1977
第5章 カンパニー・ウィーク―1977‐1994
第6章 インプロヴ・インターナショナル
最終章 インプロヴィゼーションについて
著者等紹介
ワトソン,ベン[ワトソン,ベン] [Watson,Ben]
1956年、ロンドン生まれ。音楽/文化批評家。『ザ・ワイヤー』『ハイ・ファイ・ニューズ』などの音楽専門誌に寄稿。テオドール・アドルノ、フランクフルト学派、状況主義(シチュアシオニスム)に影響を受け、独自の切り口で批評活動を行なう。フランク・ザッパに関する著作も多い
木幡和枝[コバタカズエ]
1946年、東京都生まれ。アート・プロデューサー、ジャーナリスト、キュレーター、翻訳家。ニューヨークPS1現代美術センター客員キュレーターを経て、2000年より東京藝術大学美術学部教授。制作・プロデュース活動多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆづたろう
0
『インプロヴィゼーション即興演奏の彼方へ』の感じや本人の伝記的なものを期待すると、著者の主義主張がかなりの量を占める内容にがっかりする部分はあるけど(それでも訳者によるとかなり削ったとのこと)、この音源の背景にはこんな状況があったのか、というような部分は素人としてはかなり有難かったし、ちゃんと面白いエピソードも読めた。あと付録の目隠しジュークボックスとインタヴューがかなり充実だった。2014/06/11
あっちゃんのパパ
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評価=1:レンタルでデレクベイリーのCD借りて聞いたけど分からんかった。出鱈目としか言いようがない。これが即興なのか??2020/03/27