出版社内容情報
目次より
【1】
発光するバリ島の山河
宇宙軸はここに
「宇宙の呼吸」、布はためかせ王城(ゾン)を鳴らす
風のなかのマンダラ
掌のなかの聖地
ブータンの切手をデザインする
光の世界、闇のこころ
【2】
蓮華の美
アジアの美…神的な愛…豊穣と多産…
天空の太陽…天上の光…
仏陀の教え…神の足跡…マンダラを咲きいでさせる…
仏たちの母胎…宇宙模型…万物の開花…
美を超越した花…
アジアの生命樹
サイード・モスクの窓飾り…桃果桃源図…
桜樹に文字文様小袖…
扶桑の樹…インドの話す樹…シカモアの樹…
ペーズリー文様…グヌンガン…曳山・岩戸山…ガンダーラの仏舎利…
【3】
インドの文字
重層性の魅力
バンヤンの樹の下で
大地を飲む
雷霆(らいてい)の光に触れて
風を着る
----SENSITIVE MIRROR イスラムの水鏡-----
【4】
大自然を体内化する力士たち
カミ(紙)はカミ(神)であった
火と水の渦
火を噴く宇宙亀
李朝民画の「ひらかれた扉」
中国の健身球─音と手ざわりの魅力
コノハムシ的時空間
ラルースを食べた犬の話
悪食のイヌ
【5】
マハリンガムの笛・音霊の響き
精霊との交感の響き
・・・きらめく声と光のマンダラ
壺(ガタム)の響き
天の気、地の霊に感応する
「火」と「霊」の出会い、幽明の舞い
二つであって一なるもの
海のなかの「叫び」
香絃花
【6】
香気豊かに五感を結ぶ ----中村祥二さんとの対話
内容説明
バリ、インド、ブータンなどアジアの地を巡り、五感をひらいて体感した森羅万象との出会いを綴るエッセイを集め構成。
目次
発光するバリ島の山河…
宇宙軸はここに…
「宇宙の呼吸」、布はためかせ王城を鳴らす…
風のなかのマンダラ…
掌のなかの聖地…
ブータンの切手をデザインする…
光の世界、闇のこころ…
蓮華の美
アジアの生命樹
インドの文字…〔ほか〕
著者等紹介
杉浦康平[スギウラコウヘイ]
1932年、東京生まれ。東京芸術大学建築学科を卒業後の50年代半ば、現代音楽をテーマに自主制作したレコード・ジャケットで日宣美賞を受賞し脚光を浴びる。雑誌や書籍、図録や展覧会企画を手掛けるグラフィック・デザイナーとして活躍する1964年、旧西ドイツ・ウルム造形大学の客員教授に招聘。現在、神戸芸術工科大学名誉教授および同大のアジアンデザイン研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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保山ひャン
matsukin