出版社内容情報
添田さんの料理に惚れ込んだ、KIHACHIの熊谷喜八さんの推薦文もいただきました。「美味しい魅力いっぱいの添田流グルメ・スケッチ、つくる料理がまた美味しい……私の一押し本です!」(本書帯より)
内容説明
著者は、建築家である。建築家ではあるが、人後に落ちぬ食いしん坊でもある。うまい料理に出逢ったときは、料理人から秘訣を伝授してもらい、あるいはそれが不可能ならば、味の記憶から料理の組み立てを再構成、とにかく自分でつくってみせる。だからどの一皿にも物語があり、景色がある。しかもときには、プロの料理人も舌を巻く。料理と建築は、どこか似ている…そうして生まれた“ワンダーレシピ”。スケッチの醍醐味、エッセイの妙味、そして料理の旨味が三“味”一体となった四七皿。まずはご賞味あれ。
目次
はじめのレシピ(グレープフルーツのオードブル)
春のレシピ(アボカ豆腐;クロック・ムッシュ ほか)
夏のレシピ(パパイアのフラッペ;カルパッチョ・アル・フォルノ ほか)
秋のレシピ(ハムとチーズと卵のガレット;アボカドと海老のコロッケ ほか)
冬のレシピ(甘鯛のかぶら蒸し;マックロー・バンブロン ほか)
著者等紹介
添田浩[ソエダヒロシ]
建築家、デザイナー。1942年東京生まれ。1967年東京芸術大学美術学部建築学科卒業。同修士取得。1969年『都市住宅』に「自邸」を発表、建築ジャーナリズムの注目を集める。1974~1987、日本大学芸術学部住空間デザイン科非常勤講師。『Concerned Theatre Japan』に日本の演劇空間、祭りの空間の調査報告及び小論を寄稿。また、パリ、ウィーンなどで歴史的建築のレストレーションに参加する等、住宅設計を中心に、アーバンデザインから建築、ランドスケープデザインまで幅広いデザイン活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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