地球外生命論争1750‐1900―カントからロウエルまでの世界の複数性をめぐる思想大全

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地球外生命論争1750‐1900―カントからロウエルまでの世界の複数性をめぐる思想大全

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  • サイズ A5判/ページ数 3冊/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875023470
  • NDC分類 460
  • Cコード C1010

出版社内容情報

ET(地球外生命)をめぐる天文学、哲学、宗教論争を集大成。謹厳な批判哲学者カントから
天文学者ハーシェル、数学者ガウス、進化論のダーウィン、火星狂いのロウエルまで、地
球外生命に託してそれぞれの世界観を戦わせた熱き論争の全容。

【目次より】

 
序論 1750年以前
第1章 世界の複数性をめぐる1750年以前の論争  
第1部 1750年から1800年まで
第2章 天文学者と地球外生命
1 ライト、カント、ランベルト
2 ウィリアム・ハーシェル卿
3 ハーシェルと同時代の大陸の科学者
第3章 地球外生命と啓蒙運動
1 イギリスにおける世界の複数性の観念
2 大西洋を渡った多世界論
3 多世界論とフランスの啓蒙運動
4 ヨーロッパの他の地域における地球外生命擁護論

 
第2部 1800年から1860年まで
第4章 1800年以後激化した、世界の複数性に関する論争
1 トマス・ペインの理神論からトマス・チャーマーズの福音主義まで
2 「全世界がチャーマーズ博士のすばらしい天文講話を知っている」
3 アリグザンダー・マクスウェルの唯一世界論とトマス・ディックの数多世界論
4 月の住民を救うこと
第5章 ヒューエル以前の数十年
1 イギリスにおける多世界論
2 地球外生命とアメリカ人
3 大陸の考え方
第6章 ウィリアム・ヒューエル──疑問に付される多世界論
1 多世界論者の時代のヒューエル
2 ヒューエルの対話篇「天文学と宗教」
3 「他の天体のすべての理性的居住者の存在を論駁する」ヒューエル
第7章 ヒューエル論争──弁護される多世界論
1 デイヴィッド・ブルースタ
2 ベイドン・パウエル師の「決定権を握ろうとする」試み
3-6 天文学者と数学者、地質学者、宗教者たちの反応

 
第3部 1860年から1900年まで
第8章 古くからの問題に対する新しい研究方法
1 1860年代以降の発展、特に「新しい天文学」
2 リチャード・プロクター
3 カミーユ・フラマリオンは、「フランスのプロクター」か
4 月の生命をめぐる絶え間ない探究と驚くべき副次的結果
5 信号問題──月または火星にメッセージを送る試み
6 隕石のメッセージ──「世界から世界へ/種子はぐるぐる運ばれる」か
第9章 宗教的論議と科学的論議
1-4 フランス、ドイツ、イギリス、アメリカにおける宗教的著作
5 科学的著作──「プロクター的多世界論」の流行
第10章 戦いの惑星をめぐる争い
1 運河論争の開始──ジョヴァンニ・スキアパレッリの登場
2 スキアパレッリの「奇妙な図」とグリーンとモーンダーの反応
3 スキアパレッリは、火星を覆った「異様な多角形化と二重化」を支持した
4 1894年の運河論争──パーシヴァル・ロウエルの登場
第11章 結論のでていない論争に関する幾つかの結論
1 1917年以前の地球外生命論争の範囲と特徴
2 多くの多世界論における反証不可能性、柔軟性、そして説明力の豊かさ

付録:1917年以前に出版された、世界の複数性の問題に関する著作目録
雑誌新聞索引
事項索引
人名著作索引
訳者あとがき

■編集者より

内容説明

つまらないページは1ページたりともない。「地球外生命は存在するか?」という、最も心躍る自然の謎のひとつに興味をもつ者すべてにとって学問的でしかも刺激的、明晰で好奇心をそそる包括的な読み物。

目次

序論 1750年以前(世界の複数性をめぐる1750年以前の論争―背景概観)
第1部 1750年から1800年まで(天文学者と地球外生命;地球外生命と啓蒙運動)
第2部 1800年から1860年まで(1800年以後激化した、世界の複数性に関する論争;ヒューエル以前の数十年;ウィリアム・ヒューエル―疑問に付される多世界論;ヒューエル論争―弁護される多世界論)
第3部 1860年から1900年まで(古くからの問題に対する新しい研究方法;宗教的論議と科学的論議;戦いの惑星をめぐる争い;結論のでていない論争に関するいくつかの結論)

著者等紹介

クロウ,マイケル・J.[Crowe,Michael J.]
1958年、ノートルダム大学にて博士号取得(人文学および科学)。1965年、ウィスコンシン大学にてPh.D取得(科学史)。現在、ノートルダム大学科学哲学教授。主な著書は『地球外生命論争1750-1900―カントからロウエルまでの世界の複数性をめぐる思想大全』のほかに『A History of Vector Analysis:The Evolution of the Idea of a Vectorial System』(Notre Dame,Indiana:University of Notre Dame Press,1967)、『Theories of the World from Ptolemy to Copernicus』(New York:Dover,1990)、『Modern Theories of the Universe from Herschel to Hubble』(New York:Dover,1994)など。また編者としてジョン・ハーシェルの論文・手紙をまとめ、刊行している

鼓澄治[ツズミスミジ]
1949年岡山県倉敷市に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、立命館大学文学部非常勤講師。主な著書に『罪と赦し』(私家版)、訳書に『光についての論考』(『ホイヘンス』朝日出版社)

山本啓二[ヤマモトケイジ]
1953年長野県大野市に生まれる。京都産業大学外国語学研究科修士課程修了。専門はアラビア学および科学史。現在京都産業大学教授。著書に『Ab ̄u Ma’〓sar:The Abbreviation of the Introduction to Astrology』Leiden、1994(共著)、『Ab ̄u Ma’〓sar:On Historical Astrology,2 vols.』Ledien、2000(共著)。邦訳書にS・J・テスター著、『西洋占星術の歴史』(恒星社厚生閣、1997年)ほか

吉田修[ヨシダオサム]
1953年岐阜県関市に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。専門はドイツ哲学。現在、愛知産業大学助教授。主な論文に「『純粋理性批判』の叙述方法とその前提」など
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感想・レビュー

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児玉

1
だい2020/07/17

∃.狂茶党

0
いるいないの単純な二項対立では捉えられない論争、作者は何の根拠もないような意見も探し当て縦横無尽に引用する。未だ地球外生命論争は決着していないが、「キリスト教」的に命で満ちた多世界から、比較的現状に近い認識までの道のりが述べられる。 2015年3月現在。地球外生命論争では地球の他の太陽系内に生命がいるのではないかとの新たな証拠を見いだしてる。 タイトルにあるように、この本は思想同士の意見の対立を取り上げている。ここでは信念が大事なのだ。いくども蒸し返される話題はここにほとんど揃っている。2015/03/17

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