出版社内容情報
■著者紹介:柴田耕太郎(しばた・こうたろう)
内容説明
出版、産業、映像、舞台…さまざまな翻訳の現場を日本で一番踏んでいる著者が、誰もが知りたくても知りえずもどかしかった翻訳世界の核心をズバリ語る。翻訳料はどう決まり、翻訳者はどのように選ばれ、食べていける翻訳とはどのようなレベルのものなのか、さらには、夢の印税生活を勝ち取った翻訳者たちのノウハウ、インターネットによる翻訳オーディションの試みなども紹介。翻訳家志望者、翻訳者はもとより、語学教員、翻訳書編集者必読の書である。
目次
第1章 翻訳だけで食べていけるか?
第2章 選ばれる翻訳者・選ばれない翻訳者
第3章 翻訳者になるためにはどこで学ぶか?
第4章 商品として通用する翻訳の基準
第5章 食べていける翻訳とは?
第6章 翻訳家という生き方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NANA
5
リアルな翻訳業の事情がわかる1冊。内容は業界全体に網羅していますが、わりと出版翻訳業界の内容が多いかも。いやー、いずれにしてもプロの世界って本当に厳しい!と感じます。2015/05/04
Unicorn
1
非常に勉強になった。やっぱり、翻訳家として食べていけるようになるのには、ある程度のコネも必要なんだな、と思った。勿論、文法力の基礎がきちんとあり、よく調べ、誤訳や悪訳をしないようにしなければならないのもあるけど。時々、読み返して、肝に銘じたい。2013/11/19
★★★★★
1
多忙になると、つい夢見がちな本を読んでしまいます。趣味程度に留めておくのがよいってことはわかってるんですがねー。2009/07/12
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