出版社内容情報
■音楽批評家佐々木敦氏解説より
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「取り上げられている曲に対しての各人のコメントが、ハッとさせられるような鋭さを持っている部分も多く、同じミュージシャンだからこそ看破しえるようなクリティカル・ポイントが、さりげなく曝け出されていくさまは、きわめて刺激的だ。……かつてなかったようなタイプの、非常に読みごたえのある一冊である。」
内容説明
毎月、インタビュアーは音楽家に、前知識をまったく与えずにいくつかのレコードを聴かせ、曲を当てられるかを試し、それについて感想を聞いていく。…その中からはときに、彼ら自身や作品について、インタビュアーが厳しく突っ込むよりも、はるかに貴重な意見や辛辣な話が飛び出してくることもあった。イギリスの先鋭的な音楽雑誌『ザ・ワイアー』の名物インタビュー連載アンソロジー。ロック、テクノ、ヒップホップ、ドラムンベース、ジャズ、ワールドミュージック、現代音楽、DJ…インタビュー&ディスク・ガイドが一体となった画期的な本。
目次
バリー・アダムソン
スティーヴ・アルビニ
ジャック・ブルース
ギャヴィン・ブライアーズ
ハロルド・バッド
ジョン・ケイル
ネナ・チェリー
コールドカット
エルヴィス・コステロ
ホルガー・シューカイ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビーフハート
0
期待以上に濃い内容でした。特に後半は自分が知ってる人が多かったせいもあるかもしれないけど、取材側の選盤のセンスの良さが際立っていて、通常のインタビューなどでは語られないようなことが多く語られていたかなと。またいつか再読したい。2015/12/22
nono
0
ジョン・ケールがデビュー前のルーファス・ウェインライトを絶賛していたり、ジョン・ピールがゲロゲリゲゲゲに言及していたりと意外な発見とつながりに満ちた良著であり、音楽ファンなら読んで損はないと思います。「セカンド・サマー・オブ・ラブ」直後の英国の空気をとらえたドキュメントとしても価値ある一冊です。2013/08/14
izumiumi
0
やっぱり面白い。2009/10/14
izumiumi
0
ブラック・サバスに関するトコが興味深い2008/08/10
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