出版社内容情報
現代物理学と東洋神秘主義の自然観の相似は、ニューエイジの代表的主張である。ハイゼンベルク、シュレーディンガー、アインシュタインらが内包していた「科学と神秘」を探究。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンショウ
8
題名に惹かれ拝読。コメント出来る程覚えてませんが、東洋思想を量子力学の形而上学と関連付ける考察です。シュレーディンガーとニールスボーアの人となりに惹かれました。
Gotoran
5
K.ウィルバー(編者)が、「現代物理学者は神秘主義的世界観を肯定・支持するわけでない」(量子の公案)に沿って選んだ著名現代物理学者達の神秘的世界観(エッセイ)、即ち、あらゆる世界に通じる根本原理があるとする“永遠の哲学”に結び付く思想。著名な物理学者とは、W.ハイゼンベルグ、E.シュレーディンガー、A.アインシュタイン、他5名。彼らは「範疇錯誤」と「前/超の虚偽」という罠に陥った合理主義者(科学者)ではないと編者は云う。ウィルバー思想の基礎的な知見が得られた。特に、ハイゼンベルグと↓ 2012/04/14