内容説明
越後の貧しい家族を蔭でささえた名もなき少女たちにささげる感動の物語。良寛手まりにこめた、ふるさとへの熱き思い!だれでも親しめる現代文を対比した、新作能の本!
目次
新作能「国上」の世界
あらすじ
関連地図/装束附け
能面と作り物
新作能「国上」原文・現代文
世阿弥『金島書』の旅
著者等紹介
齋藤達也[サイトウタツヤ]
1959年新潟県生まれ。早稲田大学卒業。在学中から能楽に親しみ、宝生能楽堂で能「鵜飼」のシテを演じる。卒業後、明治書院ほかの出版社に勤務後、2000年に能楽専門図書の出版社を創立し、能楽の普及活動に尽力する。2009年に帰郷し、立松和平命名の能楽文化事業局・清遊舎代表。2011年よりNHK文化センターで世阿弥や能楽を講じ、能舞台にも多数出演。新潟日報紙上に能評も発表している。著書に、小説『無門関』『酒虫』(新潟出版文化賞文芸部門賞)などがある。新潟良寛会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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