暗花ナラティヴ―生の根源を抉る迫真の文学

暗花ナラティヴ―生の根源を抉る迫真の文学

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784874996812
  • NDC分類 916
  • Cコード C0093

内容説明

九十歳を迎える歌人による、精彩に富む文学的自伝にして、戦争と収容所の時代のあざやかな証言。生と死、極限の伝奇。―平成の世に思いがけずも花開いた、華麗にして剛毅なる文体によって魅了する傑作。

目次

春昼来迎
藁とナイフ
ラーゲリ考
黒い蛇行
泥鱒譚
水雲と甘蝦
燐光譚
桜桃記
独楽と牛肉
善知鳥變〔ほか〕

著者等紹介

鷲尾酵一[ワシオコウイチ]
1918新潟県生まれ。本名・儀治(よしはる)。長岡工業卒。診療放射線技師・歌人。1944応召、’49シベリアより帰還・復員。坪野哲久の「氷河」を経て現在「晶」同人。1962全日本エックス線写真コンテスト課題部門金賞受賞。1963第九回「角川短歌賞」受賞。1979新潟県副参事技師退任。1981歌集『ゴーガン忌』(雁書館)刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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