出版社内容情報
家本芳郎先生は「やりながら教える」「ほめて伸ばす」「平易な言葉で伝える」といった教育姿勢を貫き、授業や学級づくりにおいて、これまで多くの教師たちの支えとなってきました。本書では、家本先生の残した教えと、それをふまえた著者の中学校での実践をもとに、中学校の「学校づくり」「学級づくり」「生徒指導」など様々な場面で役立つ50のヒントを紹介します。
「理想を抱きつつ、現実に寄り添いながら教育に取り組む」。家本先生が実践してきた教育の知恵や技術を掘り下げ、現代の教育現場でも生きる金言を若手教師や教育を志す人々へ届ける一冊です。
内容説明
時代は変わっても変わらない教師の知恵と技がある。教育者として今も多くの教師の指針となっている家本芳郎先生。その教えを学び、実践してきた著者が、「学校づくり」「学級づくり」「生徒指導」などさまざまな場面で役立つ50のヒントを紹介します。
目次
序―家本芳郎先生を知らないみなさんへ
第1章 生徒に向き合う12の基本姿勢(教師に必要な三つの力;「がんばれ」と言い過ぎるな ほか)
第2章 授業で押さえたい10の技術(生徒の失敗に対応できる準備を;生徒に好かれ、信頼される四条件 ほか)
第3章 自主性を育てる10のテクニック(短学活を成功させる「教師の話」;学級内の勢力図を書いてみる ほか)
第4章 問題に取り組む10のセオリー(四つの「根」に向かって指導する;「保健室なら登校する生徒」の指導 ほか)
第5章 「共育」の輪をつくる8の発想(改めたい保護者への四つの態度;担任を「良い者」役にする教師集団を ほか)
著者等紹介
重水健介[シゲミズケンスケ]
1958年長崎県生まれ。長崎県内の公立中学校で数学担当として30数年つとめた後、著述・講演・研究活動に入る。現在、日本群読教育の会事務局長、全国教育文化研究所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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