コスタリカ―「純粋な人生」と言いあう平和・環境・人権の先進国

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コスタリカ―「純粋な人生」と言いあう平和・環境・人権の先進国

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874988626
  • NDC分類 302.576
  • Cコード C0036

出版社内容情報

コスタリカは一つの国として平和のモデルを示した。軍隊を完全になくし、もめ事は武力や威嚇でなく穏やかな交渉で解決する。しかも一国のみの平和に甘んじるのでなく、世界に平和を輸出している。平和国家の具体的な見本だ。
 平和は単なる理想ではない。平和は現実である。それを地で行くのがコスタリカだ。コスタリカが見本を示した非武装国家は、その後、パナマやハイチなどにも広がった。今や世界の20か国以上が軍隊を持たない。コスタリカが主導した国連核兵器禁止条約は、2021年に発効した。
 本書は、中米の「小国」の選挙システムや憲法法廷、教育・医療制度、環境保護活動などを紹介しながら、自由と民主主義、人権「大国」で育まれる人びとの意識を探る。そして、平和を少しずつ目に見える形にしているコスタリカにならい、日本の憲法9条をただ持っているだけでなく、9条を活かして世界に平和を広める努力を提言する。
 コスタリカを知れば希望が湧いてくる!

内容説明

どうしたら平和や人権に満ちた世界を創れるのか!?「軍隊を持たない国」中米・コスタリカの人びとの世界に通じる平和国家の作り方、その価値観や国づくりを通して、私たちが目指す国や社会をいっしょに探りませんか―。

目次

序章 軍隊をなくしたら、豊かになった!(実現したカントの夢;兵舎を博物館にしよう;攻められない国づくり)
第1章 平和、民主主義、人権大国(純粋な人生―コスタリカとの出会い;「平和の輸出」を実践;民主主義の現場を見る;自立のための教育;小学生も違憲訴訟―人権国家)
第2章 人間にも自然にも優しい環境と社会(環境の平和;北欧並みの社会保障;コーヒーが奏でた歴史;みんなコスタリカを目指す)
第3章 もっと深く知ろう、コスタリカ(軍隊を廃止した背景;選挙最高裁判所は民主主義の砦;国連平和大学の授業を受けた;憲法を活用する憲法法廷;国立歴史博物館の展示から)
終章 日本への教訓(日本をこんな国にしよう;攻められたらどうする;米国従属からの脱却;日本の裁判システムを変えよう;社会変革の方程式;九条の会;コスタリカと連携して)

著者等紹介

伊藤千尋[イトウチヒロ]
1949年、山口県生まれ、東大法学部卒。74年、朝日新聞に入社しサンパウロ支局長(中南米特派員)、バルセロナ支局長(欧州特派員)、ロサンゼルス支局長(米州特派員)を歴任した。2014年に退職し、フリーの国際ジャーナリスト。「九条の会」世話人。NGO「コスタリカ平和の会」共同代表。これまで世界82か国を現地取材した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょび

14
コスタリカ。九州と四国を合わせた面積、日本の23分の1の人口。中立を宣言して軍隊を無くし70年以上にわたって揉め事を話し合いで解決してきた。軍隊を無くした時、軍事費をそっくり教育費に回し世界にもまれな教育・福祉国家になる。幼稚園に入ると始まる人権教育が素晴らしい。何物にも代えがたい一人一人の人権を大切にした国と負ける戦争と分かっていながら人の命は国のものと捉え特攻させてしまう国の違い。小さな島国の日本に参考になるような事例や助言が数多く書かれていて参考になる。危険水域に居る現在にこそ読むべき1冊と思う。2024/10/13

お抹茶

3
コスタリカは軍隊を廃止して,軍事費をそのまま教育費に充て,社会は飛躍的に豊かになった。民主主義が発達していて人権意識が高く,互いに優しいのが特徴。平和の原点は個人で,学校では憲法をどう使うかという教育を行う。国会議員は連続再選禁止。憲法裁判所では24時間,外国人でも子供でも何語でも憲法違反の訴えを起こすことができ,世界で最も市民に身近な憲法機関と言える。コスタリカがかなり先進的なのに対し,同じく軍隊を持たない日本は何かにつけて消極的だというのが著者の姿勢。憲法が生活に息づいている国というのが伝わってくる。2024/01/08

takao

1
ふむ2024/11/27

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