出版社内容情報
本書は、中学校教師をつとめた著者の実体験をもとに、ある中学校での3年間の教育実践を中心にまとめた物語です。
荒れと貧困のなかにある学校状況の中で、失敗を重ね、苦しみながら、子どもたち、保護者、同僚とともに学校を少しづつ少しづつ変えていこうと奮闘します。
日本の教育が「子どもの権利」を保障し大切にするために、教育に携わる人たちが現場で実際に声をあげ、実践することが大事だという思いが込められています。
内容説明
学校が荒れるのは、校則をキチッと守らせないから?教師がビシッとしてないから?子どもや保護者がダメだから?荒れと貧困のなかにある学校の中で、失敗を重ね、悩み、苦しみながら、生徒たち、保護者たちに寄り添い、同僚たちとともに少しずつ少しずつ学校を変えていった、生徒と教師たちの物語。
目次
桜咲く季節に
女子のおだんごが気になります
秒読みの子ども
顔の文字が読めます
熱弁はしません
平和レベル5(ファイブ)
授業にならない
おい、おめえら…
どうせ俺が悪いんだろ
先生、暴れるのやめてください〔ほか〕
著者等紹介
笠原昭男[カサハラアキオ]
埼玉県内の公立中学校の社会科教師として38年間勤務。現在、獨協大学、大東文化大学非常勤講師。全国生活指導研究協議会常任委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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