沖縄と国際人権法―自己決定権をめぐる議論への一考察

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沖縄と国際人権法―自己決定権をめぐる議論への一考察

  • 阿部 藹【著】
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  • 高文研(2022/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874988282
  • NDC分類 329.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

本土復帰50年の節目のいま、「沖縄の自己決定権」について考察する。
 
2015年9月21日、翁長雄志沖縄県知事(当時)がスイス・ジュネーブの国連人権理事会で口頭声明を発表した。
そこに至るまでの取り組みを、当時の資料や取材をもとに実現に携わった立場から明らかにし、
口頭声明で翁長知事が「ないがしろにされている」と訴えた「沖縄の人々の自己決定権や人権」を、
国際人権法の観点から法的正当性について検証する。
 
そして筆者が沖縄に暮らす中で接してきたニュースや話題から、沖縄の人々のさまざまに派生する人権課題について分析、解析する。
これはそのまま、広島出身の筆者が沖縄に住み、沖縄のことを学んだ過程の記録でもある。

内容説明

日本という国で、なかなか届かない沖縄の人々の思い―。2019年の沖縄県民投票や昨今の県・国政選挙の結果に、“日本政府・やまとぅ”からの十分な応答がないなかで、私たち“うちなーんちゅ/沖縄の人々”は、これ以上どうしたらいいのだろうか?日本・沖縄で誤解されている「自己決定権」「先住民族」という表現を、その歴史的背景の解説とともに丁寧に紐解き、沖縄・日本の人々への道標を示してくれる一冊。

目次

第1章 沖縄からジュネーブへ―国連人権理事会に向けての9カ月の記録(翁長知事が残した「沖縄の自己決定権」;「自己決定権」という言葉の重み;保守政治家から沖縄の「アイデンティティ」を背負う政治家へ ほか)
第2章 琉球・沖縄の人々の自己決定権(国際人権法における自己決定権;琉球・沖縄の人々の自己決定権;まとめ)
第3章 沖縄と国際人権法(先住民族としての権利―“辺野古”を国際人権法から考える(1)
「救済的分離」という国際法の理論―“辺野古”を国際人権法から考える(2)
表現の自由・集会結社の自由
女性に対する暴力
健康に対する権利
沖縄と差別
沖縄と自治)

著者等紹介

阿部藹[アベアイ]
1978年生まれ。琉球大学客員研究員・非常勤講師。京都大学法学部卒業後、2002年NHKに入局。ディレクターとして大分放送局や国際放送局で番組制作を行う。夫の転勤を機に2013年に退局し、沖縄に転居。「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」国連部会のメンバーとして、2015年の翁長前知事の国連人権理事会での口頭声明の実現に尽力。2017年に渡英してエセックス大学大学院で国際人権法医修士課程を修了。朝日新聞社の「論座」サイトに論考を随時公開している。「沖縄タイムス読者委員会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金陽順

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沖縄の人々の自己決定権について、①非自治地域に準ずる地域の人民として、②人民として、③先住民族として検討する部分から理論的に学ぶことがあった。重要なのは、沖縄の人々の意思であるということ、小さな事象(針)も深く刺すことによって隠されていた真実を尽くことができるという言葉が印象深い。2024/05/04

Y_Kuroyanagi

0
20230101ー202301082023/01/08

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