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出版社内容情報
事件当時、教育委員会指導主事として調査にあたった著者が10年の歳月をかけてたどり着いた「生き方報告書」と「命の使い方」の実践。
本書の著者は、いじめ自死事件を調査にあたり、特に亡くなった中3男子生徒の内面の考察(内的状況についての考察)を担当した教育委員会指導主事でした。
いじめ自死事件が起きると、【真相究明を訴える遺族×組織防衛に走る学校・教育委員会】という対立構図のイメージが定着しています。しかし、本書の著者は自死した生徒の「死亡報告書」を書くのではなく、亡くなるまでいかに生きたのか──「生き方報告書」を書くことを目指して遺族の元に通い詰め、信頼関係を築いていきました。
内容説明
いじめ自死事件の調査報告書を「生き方報告書」に!事件当時、教育委員会指導主事として調査にあたった著者が10年の歳月をかけてたどり着いた「生き方報告書」と「命の使い方」の実践。
目次
第1部 生き方報告書をつくろう(生徒が死ぬということ;死亡報告書から生き方報告書へ1;死亡報告書から生き方報告書へ2)
第2部 「生き/残る/人」の歩き方(「生き残る人」から「生き/残る/人」へ;忘れがたい記憶と共に生きる;子どもの声、子どもの言葉と共に生きる;自責や自縛とは異なる生き方;「クリスマスの物語」へのオマージュ 童話「夏の鈴と鬼の手」)
著者等紹介
渡邉信二[ワタナベシンジ]
1966年東京都生まれ。約29年間、川崎市立小学校教諭及び総括教諭と市教育委員会学校教育部指導主事などを務め、2020年3月退職。2010年篠原真矢さんのいじめ自死についての調査委員を担当。真矢さんの死生と共に生きるための「いのちの授業」の実践を模索し続けている。語り部“真矢さんの「クリスマスの物語」を読み続けるひと”として、2020年4月からは、講演や研修、執筆を続けながら、私立・公立などの小学校の臨時教員や非常勤講師を担っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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