内容説明
毎日あなたが食べている野菜や果物にたっぷり入っている農薬。EUは2018年、全面禁止に向けて動き始めた。農薬は、子どもの発達障害や大人の神経難病にもリスク?
目次
1 ミツバチに何が起こったの?(世界で起きたミツバチの大量死;2018年4月EU3種類のネオニコチノイド農薬を屋外で全面使用禁止 ほか)
2 ネオニコチノイド農薬って何?(“ネオニコチノイド農薬”って何?;ネオニコチノイドの「浸透性」 ほか)
3 こわれる生態系消えるトンボや鳥(生態系の崩壊を加速;水田で使われるネオニコチノイド ほか)
4 神経を狂わせるネオニコチノイド(神経を狂わせるネオニコチノイド;生活の中にあるネオニコチノイド ほか)
5 新しい取り組み海外と日本の対応(遅い日本の対応;農薬ムラが安全神話を流布 ほか)
著者等紹介
水野玲子[ミズノレイコ]
1953年生まれ。サイエンスライター。NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議(JEPA)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バニラ風味
17
以前(2009年頃~)、養蜂されている蜂が、なぞの大量死や失踪する事件がありました。その原因が農薬だということが判明し、その毒性や環境、動物への影響を解説した本です。ニコチンと同じような毒性を持つので、ネオニコチノイドと名付けられた毒性の薬品を含む製品は多々。農薬を始め、殺虫剤、住宅建材、接着剤、塗料など。あまりにも多いので、恐ろしくなります。これらの製品に対する対応は、外国に比べて、日本の対応は遅いそう。それは、農水省やJAなどがからんでいるから。しがらみよりも、未来を見据えて動いて欲しいと思いました。2021/01/13
由良のと
1
(図書館)殺虫剤、除草剤、農薬に汚染された日本。添加物やホルモン剤、マイクロとかナノプラ、もう完全に詰んでる。希望はあるか?まだまだ転換は効くのか?2024/01/28
ジャンルバルクイネー
0
無農薬野菜を探すのは難しい。 でも金儲けのために多くの人間が犠牲になっている。 生態系が崩れる。国は何もしてくれない。 さぁどうする?2020/12/11