出版社内容情報
男子学徒隊、全12校の記録。学徒兵として戦場から生き延びた著者の「二度と繰り返してはならない」との願いを込めた集大成の仕事!
内容説明
沖縄戦男子学徒隊全12校の記録!二度と悲劇は繰り返してはならない…。多くの学友を戦場で失い、九死に一生を得て生き延びた著者の“鎮魂の仕事”。
目次
序章 人生の蕾のまま戦場に散った沖縄鉄血勤皇隊 鉄血勤皇師範隊の場合
1章 沖縄戦と鉄血勤皇隊(日米最後で最大の戦闘―沖縄戦;根こそぎ動員と鉄血勤皇隊;米軍の沖縄上陸と本島中部の戦い;沖縄本島北部での戦い;守備軍の南部撤退と最後の戦場;宮古と八重山での戦い)
2章 沖縄男子中等学校12校 鉄血勤皇隊の編制と活動(鉄血勤皇師範隊(沖縄師範学校男子部)
鉄血勤皇一中隊(沖縄県立第一中学校)
鉄血勤皇二中隊(沖縄県立第二中学校)
鉄血勤皇三中隊(沖縄県立第三中学校)
鉄血勤皇農林隊(沖縄県立農林学校))
3章 戦没者への慰霊と慰霊塔(私の慰霊の軌跡と慰霊の塔;「平和の礎」建立と平和の創造;各学校の慰霊塔;鉄血勤皇隊に関連する資料;学徒動員に関する法律等)
著者等紹介
大田昌秀[オオタマサヒデ]
1925年、沖縄県久米島に生まれる。1945年、沖縄師範学校在学中に鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄戦に参加、九死に一生を得て生還。戦後、早稲田大学を卒業後、米国シラキュース大学大学院でジャーナリズムを学ぶ。修了後、琉球大学社会学部で教授として研究・指導を続ける。1990年、沖縄県知事に就任、2期8年務め、平和・自立・共生をモットーに県政を行う。「平和の礎」や「新沖縄県立平和祈念資料館」「沖縄県公文書館」などをつくった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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みさと