内容説明
緊急出版。成分がわからない危険ドラッグは覚せい剤より危ない!
目次
1 若者たちに迫るドラッグ
2 ドラッグのとりこにされた若者たち
3 あふれるドラッグ
4 ドラッグのウソ、ホント/これは本当でしょうか?
5 薬物問題が起きたらどうするか
6 さらば、哀しみのドラッグ
著者等紹介
水谷修[ミズタニオサム]
1956年、神奈川県横浜市生まれ。上智大学文学部哲学科を卒業。83年に横浜市立高校教諭となる。92年から同市立定時制高校に勤務。2004年9月に高校教諭を辞職。高校在職中から、青少年の非行問題、薬物問題に取り組み、「夜回り」と呼ばれる深夜の繁華街におけるパトロールを続けてきた。高校教諭辞職後も、全国の子どもたちから寄せられるメール・電話相談に答えながら、講演活動で全国各地をまわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ27
27
内容は非常に厳しい現実と警告を綴っているにも拘らず、終始「ですます調」抑えた感情で筆者が切々と語っている。3回目の増補である。1回目を読んだ時と感想は変わらないものの、時代は一向に進歩していないどころか、地中に根を生やし、ヤクは「普通の人」を侵食続けている。そこを憂えての増補という事だ。とても読み易く、あっという間に終えるので中高生の子供に薦めることが出来ればと思う。もっともよほどでないとこういった類の本を親が薦めても傍らにぽいっと思うが。体得してはならぬのがヤク、自分で手に取って読んで欲しい。2014/11/06
Shun
5
元教師なのにここまで薬物に詳しいのは、相当な経験があるからなのだろう。見た目では分からなくても脳など中枢神経を確実に蝕み、回復はできない点が非常に恐ろしい。 誘惑を絶つ言葉は「薬物乱用者に未来はない。」だと思った。 高校1、2年の時の担任に似てて、親近感が湧く人でもある。苦笑2017/09/24
りんご
1
この先生の講演、聞かされたのよね。割と面白かったけれど、何処か胡散臭さが拭えないのはなんでだろう。ちょっと自分に酔ってるし、たぶん都合の悪いところを随分はしょってる。それでも救われる人は大勢いるんだろう。2018/09/08
よっちさん
0
ドラックによる人間崩壊、はたまた家族にまで弊害が生じる事。興味本位の一回だけが破綻を起こす事が分かった。想像以上に恐ろし事を学んだ。2015/08/26
ひあひあ
0
暴力団は、禁断症状が出にくく、脳や神経系に対する害が少なく、できる限り長く使うことのできるドラッグを密売の中心とします。(p138) なるほどなぁ2019/09/05