内容説明
米軍、日本政府から“標的”にされる人びとの日々の暮らしを追うフォト・ドキュメント!
目次
やんばる・高江で生きる人びと
米軍基地と隣り合わせの日々
辺野古の海を守れ!
解説 忘れられた山村・高江
撮影後記にかえて やんばる・高江を知ってください
著者等紹介
森住卓[モリズミタカシ]
フォトジャーナリスト。1951年神奈川県に生まれる。日本写真家協会(JPS)、日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。1988年、共著『ドキュメント三宅島』(大月書店)で日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞。94年、世界の核実験場の被曝者を取材開始。『旧ソ連セミパラチンスク核実験場の村:被曝者のさけび』(自費出版)で被曝者の薬代支援。96年、セミパラチンスクの写真で公募展「視点賞」受賞。99年、『セミパラチンスク草原の民・核汚染の50年』(高文研)で週刊現代「ドキュメント写真大賞」、第5回平和協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、日本ジャーナリスト会議特別賞(2000年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちいさな図書館
3
これは…読んで本当に良かった。どうもぼんやりとしか分かっていなかった(怖くて分かろうとしていなかった)沖縄のことが、少しだけ身近に、本当の意味でリアルに感じられたから。美しく桃源郷のようなカラー写真と、モノクロームで写し出される闘いの記録。その対比、同じ人がまるで別人のように見えるほどの憤り。これが沖縄の、真実の一部であると思った。観光地としての沖縄からは決して見えない、「東京」には見えてこない沖縄がここにある。そしてこれは沖縄だけのことではない。自分の暮らす場所のことを、世界のことを、知りたいと思った。2014/09/13
konaka
1
42014/09/30