福沢諭吉の教育論と女性論―「誤読」による“福沢神話”の虚妄を砕く

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福沢諭吉の教育論と女性論―「誤読」による“福沢神話”の虚妄を砕く

  • 安川 寿之輔【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784874985243
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0010

内容説明

「脱亜論」者はまた、教育論や女性論でも、徹底した差別主義者だった。福沢自身の膨大な論説によって、それを論証する。

目次

1 戦後「福沢諭吉研究」を問い直す(福沢諭吉の教育論「定説」を批判する;福沢諭吉の女性論「定説」を批判する)
2 福沢諭吉の教育論(「苦楚疼痛」の「強迫」義務教育論;「最も恐るべきは貧にして智ある者」 ほか)
3 福沢諭吉の女性論(福沢女性論評価の虚構の確認;福沢の男女「平等」論の抽象性 ほか)
4 福沢諭吉の「独立自尊」を検証する(「修身要領」の編纂;「修身要領」の評価をめぐって)
5 近代日本の道のり総体の「お師匠様」(福沢諭吉は何を「啓蒙」したのか;福沢が主導したアジア蔑視の「帝国意識」形成 ほか)

著者等紹介

安川寿之輔[ヤスカワジュノスケ]
1935年、兵庫県に生まれる。1964年、名古屋大学大学院教育学研究科博士課程修了。近代日本社会(教育)思想史専攻。宮城教育大学、埼玉大学教育学部、名古屋大学教養部・情報文化学部に勤務。98年、定年退職し、わだつみ会、不戦兵士・市民の会などの市民運動に参加。現在、名古屋大学名誉教授、教育学博士、不戦兵士・市民の会副代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きのみ

4
まあ、要は、福沢諭吉を肯定する声と同じくらい、批判の声も取り上げられて、議論されながら福沢諭吉っていう人物が語り継がれるべきなんじゃないのかな。福沢諭吉も人間だったんだし。完璧じゃない。雲の上の人にしたのは、私たちなんじゃないのかな。というか、学校ですら、今はこういうトピックに触れない。何にも知らずに23を迎えた私。勉強しなくては〜2014/11/05

尾張こまき

2
村田喜代子さんの『ゆうじょこう』に触発されて。衝撃的です。非常に面白いです。特に女性論。巻末の、諭吉の差別用語一覧は圧巻!なんでこんな思想的に破綻した差別主義者が最高額紙幣の肖像なのか(しかも二期連続)、なぜいまだに偉大な市民的自由主義者に祭り上げられているのか。折も折右傾化の進む現代にあって考えてみたらいいかもですね。だって「馬鹿と片輪に宗教(キリッ)」だよ~。びっくりするわもう。(しかし読みにくかった。。。)2014/01/07

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