内容説明
親から虐待され、拒否されてもなお、「親の愛」を求める子どもたち。自ら抱える葛藤ゆえに子どもに手を挙げてしまった母親―。施設に80日間泊まり込んで子どもたちの声に耳を傾け、母親たちの苦しみを見つめた新聞記者による渾身の記録。
目次
1 児童養護施設の子どもたち(さっちゃん;あっくん;徹;純一;千佳;良太)
2 虐待を受けた子どもたち(健;香;陽子;彩美)
3 修羅を生きる親たち(子どもに「嫉妬」する自分に気づく;「親への恨み」を子どもに向けて;愛を知り、子育てを取り戻す)
著者等紹介
大久保真紀[オオクボマキ]
朝日新聞編集委員。1963年福岡県生まれ。国際基督教大学卒業。87年朝日新聞社に入社。盛岡、静岡支局を経て、東京本社社会部、くらし編集部、西部本社社会部などに在籍。2002年4月から編集委員になり、06年4月から約2年間、鹿児島総局次長を務めた後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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